アブシンベル神殿はエジプト旅行でぜひ行きたい場所のひとつですが、アスワンからの移動は少し癖があります。
自分はアスワンから個人でバスを使って往復しました。実際に行ってみて一番大事だと感じたのは、Googleマップに経路や時刻が表示されても、その時間どおりに来るとは限らないことです。
また、乗り合いバスは安く移動できる一方で、旅行者には高めの料金を言ってくることもあります。時間と料金に少し余裕を持って動くのがおすすめです。
結論:安さならバス、楽さならツアー
アスワンからアブシンベルへ行く主な方法は次の4つです。
| 移動手段 | メリット | 注意点 | 向いている人 |
|---|---|---|---|
| バス | 安い、ローカルな移動を体験できる | 時刻が読みにくい、料金交渉が必要なこともある | 費用を抑えたい人 |
| ツアー | ホテル送迎付きで楽 | 自由度は低め | 初めてのエジプト旅行 |
| タクシーチャーター | 出発時間を自由に決められる | 料金が高く、事前交渉が必要 | 複数人・自由度重視 |
| 飛行機 | 圧倒的に速い | 高い、便数が限られる | 時間を最優先したい人 |
個人旅行で安く行くなら、アスワンのバスステーションからバスを使う方法が有力です。
Aswan Railway StationからAswan Bus Stationへ
カイロから寝台列車でアスワンへ到着し、そのままアブシンベルへ向かう場合は、まず「Aswan Railway Station」から「Aswan Bus Station」へ移動します。
Googleマップで普通に経路検索すると乗り合い交通も候補に出てきます。ただし、表示される時刻は時刻表として信用しすぎない方がいいです。自分が現地で待ったときは、Googleマップに出ていた時間どおりには全く来ませんでした。
移動方法は主に次の3つです。
タクシー
荷物が多いなら一番楽です。駅からバスステーションまでは車なら短時間ですが、乗る前に料金を確認しておくのがおすすめです。
乗り合いバス・ミニバス
アスワン市内では、ハイエースのような車両が乗り合いバスとして走っています。
安く移動できますが、旅行者だと相場より高い金額を言われることがあります。乗車前に料金を確認し、できれば細かい現金を用意しておくと安心です。
徒歩
荷物が少なければ歩けない距離ではありません。所要時間は30分前後を見ておくといいです。
バスでアブシンベルへ行く方法
Aswan Bus Stationからは、大型の長距離バスと乗り合いのミニバスがあります。
大型の長距離バス
大型バスは座席が比較的しっかりしていて、乗り合いバスより分かりやすい移動手段です。
ただ、自分が訪れた日は金曜日で、バスステーションのチケットオフィスでは**「今日は大型バスはなく、ミニバスしかない」**と言われました。
そのため、金曜日を含めて運行状況は現地で確認するのがおすすめです。Googleマップ上に便が表示されていても、それだけを前提に予定を組まない方が安全です。
乗り合いバス・ミニバス
自分が実際にアブシンベルへ向かったのはこちらです。

乗り合いバスは基本的に乗客が集まってから出発します。アスワンからアブシンベルまでは、砂漠の一本道を走って約3時間半かかりました。
料金は固定料金が分かりやすく掲示されているわけではなく、旅行者には普通に高い金額を提示してくることがあります。 自分は片道約200 EGPで乗りましたが、乗る前に金額を確認してから支払うのがおすすめです。
実際の車内や砂漠を走ったときの様子は、旅行記にも詳しく残しています。
アブシンベルからアスワンへ戻る
帰りも乗り合いバスを使えます。
自分が訪れたときは、アブシンベルのバスステーションから夕方にアスワンへ戻りました。復路も「Googleマップに出ている時刻に必ず出発する」とは考えず、神殿に着いた段階でバス乗り場と当日の出発状況を確認しておくのがおすすめです。
特に日帰りの場合、帰りの足を確認せずに神殿へ向かうとかなり不安になるので、到着後に一度バスステーションを確認しておくと動きやすいです。
ツアーで行く
移動の不確実さを避けたいなら、アスワン発の日帰りツアーが一番楽です。
ホテル送迎付きのプランが多く、早朝にアスワンを出て、アブシンベル神殿を見学して昼過ぎから夕方に戻る流れが一般的です。
個人でバスを探したり料金交渉をしたりする必要がないので、短い日程で確実に観光したい人には向いています。
タクシーをチャーターする
複数人ならタクシーチャーターも選択肢です。
出発時間や神殿での滞在時間を自分たちで決められるのが最大のメリットです。利用する場合は、往復料金だけでなく、現地での待機時間まで含まれているかを乗車前に確認しておきましょう。
飛行機で行く
アスワンからアブシンベルまでは飛行機でも移動できます。
バスなら片道3時間以上かかるところを短時間で移動できるので、予算より時間を優先したい場合には有力です。ただし、運賃や便数は日によって変わるため、旅行日程が決まった段階で最新のフライトを確認するのがおすすめです。
個人でバス移動するときの注意点
実際に往復して感じた注意点はこの4つです。
- Googleマップの時刻を信用しすぎない。 経路は出ても、現地では表示どおりに来ないことがある。
- 大型バスが走っている前提で予定を組まない。 自分が行った金曜日は運休だった。
- 乗り合いバスは乗車前に料金確認。 旅行者向けに高い金額を提示されることがある。
- 帰りの便を先に確認する。 日帰りならアブシンベル到着後に復路の乗り場と出発状況を見ておく。
まとめ
安く行きたいならバス、移動の不確実さを減らしたいならツアー、自由度ならタクシー、時間優先なら飛行機という選び方になります。
自分は乗り合いバスを使いましたが、時刻も料金も日本の公共交通の感覚では考えない方がいいです。その分、アスワンを出て砂漠を走り続け、ようやくアブシンベル神殿が見えたときの感動はかなり大きいものでした。
バスで行くなら、時間に余裕を持って現地で確認しながら動く。これが一番大事です。








