前日のカイロ観光を終えて、いよいよこの旅の大きな山場だったギザのピラミッドへ向かった。
ピラミッドが真正面に見える宿、実際に入ってみた内部のしんどさ、そして寝台列車の発券トラブルまで、強い場面がかなり多い1日だった。
寝坊して予定をずらしつつ、ギザの宿へ
この日は前日の疲れもあって見事に寝坊してしまい、午前中にピラミッドへ行く計画は断念した(ピラミッドの入場は16時までだ)。
予定を変更して、カイロ市内のホテルをチェックアウトして荷物を預けたあと、メトロ(約10ポンド)でオールドカイロ方面へ。キリスト教の教会が立ち並ぶエリアを見学して、そのあとはカイロタワーへ。ナイル川にかかる橋を歩いて渡ったんだけど、そこから見る景色はエジプトの都会的な一面を感じさせてくれた。
夕方、ホテルで荷物を受け取って、タクシーで今日泊まる「ギザ(ピラミッド周辺)」の宿へ移動する。
ピラミッドビューのルーフトップが、やっぱり強い
ホテルにチェックインしてルーフトップ(屋上)に出てみると、そこには目の前に巨大なピラミッドがそびえ立つ、信じられない絶景が広がってた。
ちょうどサンセットの時間帯で、沈む夕陽とピラミッドのシルエットの組み合わせは、鳥肌が立つほどの美しさ。夜はそのままルーフトップバーでシーシャ(水タバコ)を吸いながら、友人たちとバックギャモンをして、最高にチルな時間を過ごした。
ギザのピラミッドを、外からも中からも
翌朝、いよいよピラミッドの敷地内へ足を踏み入れる。入場券の購入も「日本の学生証」で半額になった。ただし、ピラミッドの周辺には偽のチケット売り場があって、高額な料金を請求されることがあるので注意が必要だ。正規のチケット売り場は「クレジットカードのみ」の対応だった。
クフ王のピラミッドの中へ
まずは最大の「クフ王のピラミッド」へ。遠くから見るのとは違って、真下から見上げる石組みの巨大さは圧巻で、古代人の技術力にただただ圧倒された。
別料金を払って、内部にも入ってみた。内部の通路は天井が非常に低く、中腰の姿勢で急な坂を登っていく必要がある。空気もこもってて非常に暑いので、かなり体力を消耗する。一番奥の間まで進んでも「空の石棺」が一つポツンと置いてあるだけなので、「歴史のロマンを感じたい」という人以外は、一度経験として入ってみれば十分かもしれない。
ラクダ乗り体験
外に出たあとは、エジプト観光の定番「ラクダ乗り」に挑戦。長時間乗る必要はなかったので交渉して、**「10分・1人200ポンド」**という手頃な価格で乗せてもらった。ラクダの背中は思った以上に高くて、立ち上がるときや歩くときに大きく揺れるので少し怖かったけど、すごくいい経験になった。
最後は寝台列車のチケットで冷や汗
観光を終えて、高級ホテル「マリオット・メナ・ハウス」内のカフェで優雅にエスプレッソとブリュレを楽しんだあと、一緒に旅をしてきた友人3人(帰国組)と別れることになった。自分ともう1人の友人は、さらにエジプト南部のアスワンへ向かうため、寝台列車の発着駅「カイロ(ラムセス)駅」へ移動する。
eチケット未発券の恐怖
18時ごろにカイロ駅に到着したけど、ここで冷や汗をかく事態が発生する。前日に「12Go」という外部サイトで予約した寝台列車のeチケットが、送られてきてなかったのだ。
駅のツーリストインフォメーションに駆け込んで、担当者に会社へ電話してもらうと「チケットを持ったスタッフがそこに向かうから待ってろ」とのこと。けど、発車10分前になっても誰も来ない。焦った自分たちは駅の構内へ走って、そこにいたTransport Police(交通警察)に事情を説明した。すると警察官が外国人用のチケットオフィスへ先導してくれて、そこで待機してたスタッフから間一髪でチケットを受け取れた。さらにその警察官が列車のホームまで案内してくれて、発車ギリギリで無事に飛び乗れた。
【教訓】 エジプトの寝台列車を外部予約サイトで手配すると、こういうトラブルが起こりやすいようだ(予約時の金額とチケットの印字金額も違ってた)。チケットは現地で直接買うか、公式サイトからの予約を強くおすすめする。
なんとか乗り込んだ寝台列車で夜ご飯を食べて、自分たちは夜の砂漠を抜けてアスワンへ向かった。
