到着早々の強烈な洗礼から一夜明けて、この日は本格的にカイロ市内を回ることにした。
街の雑さはかなりのものなのに、博物館の歴史の重みも、バザールの活気もはっきりあって、エジプトの面白さとしんどさが両方出た一日だった。
まず学生証の強さを思い知る
ホテルで美味い朝飯を食べたあと、まずは街の両替所で20ドルぶんだけエジプトポンドに替えた。手数料がほとんど取られない、レートのいい場所を見つけられた。
準備を整えて、最初に向かったのは「エジプト考古学博物館」。ここでエジプト観光のめっちゃ重要なポイントがある。エジプトの主要な観光地の多くは、学生証を見せると入場料が半額になる。
本来は「国際学生証」の提示を求められるはずなのに、実際には日本語しか書いてない日本の大学の学生証でも、ほとんどの場所で通る。しかも驚くことに、実物がなくても「スマホで撮った学生証の写真」で通ったり、なんなら写真すら持ってない友達も、他のメンバーが学生証を出すのに便乗して半額で入れてしまった(現地の対応はかなり適当だ)。
おかげで博物館の入場料も、半額の275ポンドで済んだ。中はめっちゃ広くて、歴史的な遺物が所狭しと並んでたけど、お目当ての「クフ王の像」が驚くほど小さくて、最初は気づかずにスルーしてしまったのはいい思い出だ。
タクシーで街をつないでディオの館へ
博物館のあとは、漫画『ジョジョの奇妙な冒険』が好きな友達の希望で、作中に出てくる「ディオの館」のモデルになったと言われる場所へ向かった。
カイロ市内の移動は、**タクシー(かUberなどの配車アプリ)**を強くおすすめする。エジプトはタクシーの運賃がめっちゃ安いし、路線バスは乗り方が複雑すぎて旅行者にはハードルが高すぎる(地下鉄のメトロは安いし綺麗だし、治安もいいから、めっちゃ便利だった)。
タクシーで着いたディオの館の周りは、かなりローカルでディープな雰囲気が漂ってて、歩いてるだけでもワクワクする場所だった。記念撮影だけ済ませて、次の目的地へ向かう。
ハンハリーリで混沌ごとお土産を探す
続いてタクシーで向かったのは、カイロ最大の市場「ハンハリーリ・バザール」。周辺は信じられないくらいの渋滞で、タクシーが全然進まなくて、かなり時間がかかった。
中に入ると、そこはまさにアラビアンナイトの世界。エジプトらしいお土産や香辛料、ランプなんかが所狭しと売られてる。
お土産の値段交渉のコツ
バザールでの買い物は基本「値切り交渉」が前提だけど、相場がわからないとぼったくられてしまう。
そこでおすすめなのが 「Jordi」 という店。ここはバザールの中では珍しく、値札が貼ってある定価販売の店なんだ。まずここで、自分が欲しい商品の適正価格(相場)を確認してから、他の店に行って値段交渉を始めると、めっちゃスムーズ。他の店が最初どれだけ高い金額をふっかけてきてるかが、よく分かる。
(ちなみにJordiはGoogleマップの位置から少しズレてて、建物の2階にある。迷ってたら、周りの人が親切に教えてくれた。)ここで自分は、ずっと欲しかったバックギャモンを買えた。
最後は屋台飯とコシャリできれいに締まる
バザールからホテルまでの帰り道(徒歩30分ほど)は、ローカルな屋台での食べ歩きを楽しんだ。
道端で売ってた謎のマカロニパスタ(マカロニとレバーを炒めたようなやつ?)や、店主が味見させてくれたエビの揚げ物が驚くほど美味くて、エジプトのB級グルメのポテンシャルの高さを感じた。
晩飯は、エジプトの国民食「コシャリ」をテイクアウトして帰ることにした。一番安い35ポンド(約100円ちょい)の容器を頼んだら、一人では食べきれないほどぎっしり詰まってて、コスパは最強。一緒に「クナーファ」という中東の甘いデザートも買い込んだ。
買ってきたコシャリとデザートは、ホテルのルーフトップで夜風に吹かれながら、みんなでシェアして食べた。
カオスな街に削られつつも、飯まで含めると、かなり印象の強い観光日だった。
