深夜の徒歩帰宅の疲労もあって、バンコク最終日の朝は10時半と遅めの起床だった。
この日はタイを出国して、中国・成都を経てトルコへ向かう大移動の日。ワット・パクナムの静かな時間と、成都での厳しすぎる乗り継ぎの落差が、かなり強く残った。
幻想的な天井画「ワット・パクナム」
ホテルをチェックアウトして、セブンイレブンで8バーツのパンを買い、かじりながら歩き出す。向かったのは、ホテルから徒歩50分ほどの「ワット・パクナム」。近年、SNS映えするスポットとして人気が高まってる寺院で、なんと入場料は無料だ。
敷地内には巨大な仏像が鎮座してて、その奥の仏塔の最上階へ登ると、エメラルドグリーンに輝くガラスの仏塔と、宇宙のような幻想的な天井画が広がってる。バンコク中心部からは少し離れてるけど、一見の価値がある美しさだった。

スマホなしで、1年前のホテルへ
ワット・パクナムを見学したあとは、メトロ(MRT)に乗って(30バーツ)、自分なりの「小さな挑戦」をしに行った。
それは、1年前にタイを訪れたときに泊まったホテルへ、スマホを一切使わずにたどり着くというチャレンジだ。あえて文明の利器を封印して、当時の記憶と直感だけを頼りに歩き出す。
ただ、いざ始めてみると想像以上の大苦戦。道端の色あせた地図を必死に読み解いて、現地の人に身振り手振りで道を尋ねながら、なんとか目的地を探す。スマホがあれば一瞬の道のりも、自分の足と感覚だけで進むと、驚くほど遠く感じられた。

右往左往しながらも、ようやく見覚えのある建物が見えたときは、1年ぶりの再会に懐かしさがこみ上げてきた。
スワンナプーム国際空港へ
フライトの時間が迫ってたので、急いでバンコクの玄関口「スワンナプーム国際空港」へ向かう。
- 移動ルート: BRTで約30分 → エアポートレールリンク(マッカサン駅から約22分)
- 料金: 35バーツ
バンコク市内の渋滞を避けるため、空港へはエアポートレールリンクなどの鉄道を使うのが最も確実だ。


スワンナプーム空港からバンコク市内へのアクセス比較。ARLとタクシーの使い分け
スワンナプーム空港からバンコク市内へ入る方法を、エアポートリンク(ARL)・タクシー・バスで比較しました。旅行者が迷いやすい「ARLで入るか、タクシーで楽をするか」を、料金・乗り場・渋滞の観点から整理しています。
tomokichidiary.com/posts/airport-access-suvarnabhumi
成都天府国際空港での、厳格なトランジット
バンコクを出発した飛行機は、定刻通りに中国の「成都天府国際空港」に到着した。
ここで別の便で来た友人と合流して、トルコ・イスタンブール行きのフライトに乗り継ぐ。けど、ここで中国ならではの非常に厳格な手荷物検査とボディチェックの洗礼を受けることになった。
徹底されたセキュリティチェック
中国の空港でのトランジットは、他の国に比べてセキュリティのレベルが一段階高い印象だった。
- パソコンやモバイルバッテリーだけじゃなく、ポーチに入った小さなハサミや鍵などの金属類も、全てトレイに出すよう指示される。
- ボディチェックも非常に念入りで、友人は服をめくられて確認され、自分は靴の中にまで指を突っ込まれてチェックされた。
中国を経由するフライトを使う場合、乗り継ぎの荷物検査でかなり時間がかかる可能性があるので、トランジットの時間は余裕を持っておくことを強くおすすめする。
なんとか厳しい検査を抜けて、搭乗ゲート付近の免税エリアで時間をつぶしたあと、いよいよイスタンブールへ向けた10時間のロングフライトに乗り込む。
移動日としては長かったけど、アジアを抜けて次の地域へ入る切り替わりが、はっきりした日だった。