バンコクから始めて、中国、トルコ、エジプト、ギリシャと回ってきた19日間の旅も、この日で終わり。最後は静かに締まるかと思ってたけど、サントリーニ空港で搭乗券が消えるという、小さくないトラブルが入った。
それでもギリシャ側の移動自体は大きく崩れず、アテネ空港泊とシンガポール経由を挟んで、最終的にはそのまま日本へ戻れた。旅全体の疲れと安堵が混ざった締めの日だ。
フィラを歩いたあと、搭乗口で搭乗券が消える
サントリーニ島最終日は、拠点にしてた街「フィラ(Fira)」をゆっくり散策した。10時半ごろにホテルをチェックアウトして、優しいオーナーに荷物を預かってもらう。まずは「ラッキースブラキ」という店で、スブラキピタとコーラ(6.6ユーロ)のコスパ抜群のランチを楽しんだ。
そのあとは海沿いの遊歩道を歩いて「スカロス城」方面まで足を伸ばし、景色のいいカフェでヨーグルトとストロベリースムージーを飲みながら、リゾートの優雅な時間を最後まで満喫した。夜ご飯に美味しいギロピタを食べたあと、ホテルで荷物を受け取って、バス(2ユーロ)でサントリーニ空港へ向かった。
搭乗直前の、eチケット消失事件
手荷物検査を済ませて搭乗口で待機して、いざ飛行機に乗ろうとしたそのとき、背筋が凍るトラブルが発生した。スマホに表示させてたはずのe-Boarding Pass(オンライン搭乗券)の画面が突然消えて、いくら探しても出てこなくなったのだ。
通信エラーなのかアプリの不具合なのか分からなかったけど、係員に事情を話して予約システムから確認してもらい、なんとかギリギリで搭乗できた。
【教訓】 オンライン搭乗券は、通信環境やアプリのエラーに備えて、必ず事前にスクリーンショットを撮っておくか、PDFでダウンロードしておくことを強くおすすめする。
アテネで荷物を回収して、そのまま空港で寝る
無事にアテネ国際空港に到着して、サントリーニ島へ行く前に預けてた荷物を受け取る。引換券とパスポートを提示すると、スタッフが荷物を持ってきてくれた。いちばん小さいサイズの荷物を3日間預けて、料金は17ユーロだった。
そのあと、深夜で小腹が空いてたのでバーガーキングへ行き、ストロベリーアイスとペプシ(10.35ユーロ)を注文。アテネからシンガポールへのフライトは翌朝だったので、この日は空港泊をすることにした。
アテネ空港内のギャラリーコーナー(展示スペース周辺)は比較的静かでベンチがあって、自分たち以外にもたくさんの旅行者がそこで横になって仮眠をとってた。防犯には十分気をつけつつ、朝まで少しだけ眠りについた。
チャンギで立て直して、そのまま関空へ
仮眠から目覚めてチェックインと出国審査を済ませて、免税エリアでお土産を買って腹ごしらえ。そしていよいよ搭乗。ここから経由地のシンガポールまで、約12時間のロングフライトが始まる。
Trip.com特典でのラウンジ利用
無事にシンガポールの「チャンギ国際空港」に到着。関西空港行きのフライト(朝6時55分発)まで少し時間があったので、ここでTrip.comの会員特典を使って空港のVIPラウンジに入った。
Trip.comの一定ランク以上の会員になると、無料で空港ラウンジを使える特典が付く。「2時間まで」という制限はあったけど、長旅の最後に無料でシャワーを浴びたり、美味しいビュッフェで腹ごしらえをしたりするには、十分すぎるほどの恩恵だった。

空港ラウンジの会員特典は実際どこまで使えたか|深夜便と長い乗継での記録
会員特典として付いてくる空港ラウンジを、実際に使った範囲で整理しました。深夜便前や長い乗り継ぎではかなり助かった一方、24時間前予約や2時間制限など、先に知っておいたほうがよい条件もあったので、体験ベースでまとめています。
tomokichidiary.com/posts/trip_com-lounge-benefits
ラウンジを出たあと、定刻通りにチャンギ空港を出発。数時間後、見慣れた関西国際空港の景色が見えてきた。無事に関空に到着して、19日間にわたる長くて濃い旅が終了した。
旅の終わりに
今回の旅では、飛行機の大幅遅延、インフレによる物価高騰、「世界一うざい国」エジプトでの強烈な客引き、さらには知らない島へ連行されるという恐怖体験まで、数え切れないほどのトラブルがあった。
それでも、それを補って余りあるほどのカッパドキアの気球からのサンライズや、ピラミッドの圧倒的な存在感、そしてサントリーニ島の白と青の絶景は、一生忘れない宝物になった。
今回の旅は、遅延やぼったくり、読み違えた移動、かなり危ないと感じた場面まで含めて、とにかく振れ幅の大きい19日間だった。それでもカッパドキア、ギザ、サントリーニの景色はそれぞれ強くて、しんどさごと記憶に残る旅になった。
