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海外旅行の両替はどう考えるか。現地両替と日本両替の基本整理

海外旅行での両替を、日本で替えるべき通貨と現地で替えるべき通貨に分けて整理しました。余った外貨の扱いや、海外キャッシングを含めた考え方もまとめています。

公開 読了 約6分
海外旅行の両替はどう考えるか。現地両替と日本両替の基本整理
旅した時期
2025.07.07
場所
日本
読了
約6分
⌖ 日本観光情報#海外旅行#お金・決済

海外旅行の両替は、細かいテクニック以前に「主要通貨かマイナー通貨か」で考えるとかなり整理しやすいです。結論としては、ドルやユーロは日本、アジア圏の通貨は現地で考えるのが基本になります。

まずは結論!海外両替の絶対原則

戦略を語る前に、全ての基本となる絶対原則を覚えてください。

  • 主要通貨(米ドル、ユーロなど):日本国内で事前に両替するのがお得。
  • マイナー通貨(アジア、南米など):現地に到着してから両替するのが圧倒的にお得。

なぜなら、その国で最も流通している通貨(現地通貨)と、世界で広く使われる通貨(日本円)を交換するのが、手数料(レートの差)が最も小さくなるからです。

この記事では、この大原則に基づき、4つの状況別にどう行動すべきかをシミュレーションしていきます。


【4つの状況別】両替の最適解シミュレーション

海外旅行における両替は、大きく分けて4つの状況が考えられます。それぞれの状況でどこをどう見るべきか、最適な戦略とあわせて解説します。

【最重要】状況1:海外で「日本円 → 現地通貨」に両替する

タイ、ベトナム、韓国などの国に到着し、日本円を現地通貨に替えるケース。マイナー通貨圏への旅行では、これが最も重要かつ基本となる両替です。

  • 見るべきレート:現地の両替所の電光掲示板で、**「BUY」の列にある「JPY」**のレートを探しましょう。これは「両替所が日本円(JPY)をこのレートで買い取ります」という意味です。
  • 計算方法:両替したい日本円 × JPYのBUYレート
    • 例:韓国で5万円を両替、JPYのBUYレートが「9.60」の場合
      50,000円 × 9.60ウォン/円 = 480,000ウォン
  • 最強の一手は? → 「市内の評判の良い両替所」で両替する! 空港の到着ロビーにある両替所はレートが悪いため、市内への交通費など必要最低限(数千円程度)だけ両替し、残りはレートの良い市内の両替所でまとめて両替するのが鉄則です。タイの「Super Rich」や韓国の明洞エリアなど、レートの良さで有名な両替所を事前に調べておきましょう。
場所 レートの良さ おすすめ度
市内の公認両替所 ★★★★★ ◎ 最推奨
空港(市内移動後) ★★★☆☆ ○
空港(到着直後) ★☆☆☆☆ × 最低限に
ホテル ☆☆☆☆☆ × 非推奨

【警告】状況2:海外で「余った現地通貨 → 日本円」に両替する

帰国直前、余った現地通貨を「もったいないから」と日本円に戻そうとするケース。

  • 見るべきレート:現地の両替所が日本円(JPY)を「販売」するので**「JPYのSELL」**レートです。
  • 最強の一手は? → 絶対にやらない!現地で使い切る! この両替は「円→現地通貨」「現地通貨→円」と、手数料が二重にかかる最悪の選択です。レートが非常に悪いため、絶対に避けましょう。余ったお金は、空港でのお土産購入、最後の食事、カフェなどでスマートに使い切るのが正解です。

【計画】状況3:日本で「日本円 → 海外通貨」に両替する

アメリカやヨーロッパなど、主要通貨圏へ旅行する前に日本国内で準備するケース。

  • 見るべきレート:日本の両替所が外貨を「販売」するので**「SELL」**レートです。
  • 計算方法:両替したい日本円 ÷ SELLレート
    • 例:10万円を両替、1ドルのSELLレートが151円の場合
      100,000円 ÷ 151円/ドル ≒ 662ドル
  • 最強の一手は? → 「外貨宅配サービス」か「金券ショップ」を利用する! 銀行や空港の窓口は手数料が高めです。時間に余裕があれば、レートの良い外貨宅配サービスや、競争率の高い都心部にある金券ショップを利用するのが賢い選択です。

【事後処理】状況4:日本で「余った海外通貨 → 日本円」に両替する

帰国後、手元に残った外貨を日本円に戻すケース。

  • 見るべきレート:日本の両替所が外貨を「買い取る」ので**「BUY」**レートです。
  • 最強の一手は? → 無理に両替せず、次回のために保管! この両替も手数料がかかるため損をします。特にマイナー通貨は、買取レートが極端に悪いか、そもそも買取を拒否されることも珍しくありません。 そこで、最強の一手は**「無理に両替せず、次回の旅行のために保管する」ことです。 特に、米ドルやユーロなどの主要通貨の場合、この戦略はさらに有効です。昨今のような円安傾向が続けば、次に海外へ行くときには日本円で持っているよりも価値が上がっている(=より有利なレートで使える)可能性**も十分にあります。再両替の高い手数料を払う代わりに、将来への賢い投資と考えるのも一つの手です。

海外キャッシングという選択肢

「レートの良い両替所を探すのが面倒」「そもそも現金を持ち歩くのが不安」という場合は、現地ATMで必要な分だけ引き出す海外キャッシングも選択肢になります。

  • レートが良い:多くの場合、市内の優良両替所に匹敵する、あるいはそれ以上に有利なレートが適用されます。
  • 便利で安全:24時間いつでも現金が手に入り、大金を持ち歩くリスクを減らせます。
  • 金利を抑えるコツ:キャッシングには金利がかかりますが、帰国後すぐにカード会社に電話して**「繰り上げ返済」**をすれば、金利の発生を数日分に抑えられ、トータルの手数料を最も安くできる可能性が高いのです。

まとめ:あなたの状況に合わせた「最強の一手」を

海外旅行の両替は、あなたの状況に合わせて最適な行動を選ぶ「戦略」がすべてです。

あなたの状況 やるべきこと(最強の一手)
① 海外で円→現地通貨へ 市内の優良両替所でまとめて両替する!
② 海外で現地通貨→円へ 絶対にやらない! 現地で使い切る!
③ 日本で円→海外通貨へ 主要通貨なら外貨宅配や金券ショップで!
④ 日本で海外通貨→円へ 無理に両替しない! 次回のために保管!

この4つの基本と海外キャッシングの考え方を押さえておくと、両替で大きく損する場面はかなり減らせます。

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

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