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バラナシの路地と火葬場を歩き、街の濃さを最後に浴びた日

【インド旅行記 第7回】牛が居座る迷路のような路地、ローカルすぎる衣料品店での買い物、念願のタンドリーチキン、そして火葬場まで。観光地とは一味違う、等身大のバラナシの姿に触れた最終日の旅日記。

公開 読了 約4分
バラナシの路地と火葬場を歩き、街の濃さを最後に浴びた日
旅した時期
2024.09.29
読了
約4分
⌖ バラナシシリーズ#海外旅行

バラナシ最終日は、体調に少し不安を抱えたまま街を歩き回る日になった。それでも路地、買い物、食事、火葬場まで含めて、この街の濃さを最後にもう一度浴びる感覚があった。

バラナシの街並みを歩く

バラナシの街は、細い路地が迷路のように入り組んでて、そこかしこに牛が居座ってる。歩いてると、突然牛が目の前をふさいで進めなくなることもしばしば。

バラナシの路地

牛は神聖視されてるので、誰も無理に追い払ったりせず、牛の気分次第で道が開くのを待つしかない。この独特な光景は、まさにバラナシらしい瞬間だ。路地には小さな店がひしめき、スパイスやお菓子、布製品、土産物が所狭しと並んでる。店ごとに香りや雰囲気が違うので、ただ歩いてるだけでも十分楽しい。

ローカルすぎる衣料品店で買い物

まずは、一緒に旅をしてる友人の買い物に付き合うことに。この友人はバラナシからパキスタンに向かう予定があって、現地で使う服を買いたいとのこと。訪れたのは、バラナシ版の「ユニクロ」とも言えるローカルな衣料品店だった。

並んでる服はどれもカラフルで個性的。シンプルなシャツから、インドらしい刺繍の入った服まで豊富で、価格も驚くほど安い。友人と「こんなデザイン、日本では見かけないね」と話しながら、ローカルな買い物を楽しんだ。

ちなみに、店員さんに「ごみ箱はありますか?」と尋ねたら、「その辺に捨てとけばいいよ」とあっさり言われて、思わず苦笑い。文化の違いを実感した。

念願のタンドリーチキン

買い物を終えたら、ランチタイム。インドでまだ食べてなかった「タンドリーチキン」を試すことにした。スパイスとヨーグルトに漬け込んだ鶏肉をタンドールという窯で焼き上げた料理で、インド料理のなかでも特に有名な一品だ。訪れたのは、地元の人で賑わう人気店。

タンドリーチキンの店

席に着くと、スパイスの香りが食欲をそそる。ほどよく焦げ目のついたタンドリーチキンを一口食べると、外はパリッと香ばしく、中は驚くほどジューシー。

タンドリーチキン

スパイスの風味が口いっぱいに広がって、期待以上の美味しさだった。これをインドで食べられたことに感謝だ。

クリケットショップ探訪

昼食後、次に向かったのはクリケットショップ。インドではクリケットが国民的スポーツで、日本の野球に匹敵する人気を誇る。バットやユニフォームを見たくて、Googleマップで検索した店を目指した。

でも、地図上では近いはずなのに、路地裏が迷路のように入り組んでて、なかなかたどり着けない。そこで近くで遊んでた少年たちに話しかけてみると、「案内してあげるよ」と親切に連れて行ってくれた。着いた先は、普通の民家のような建物。

クリケットショップの外観

半信半疑で中を覗くと、少年たちが家の人を呼び出してくれた。そして奥から、本当にクリケットバットが登場。値段も非常に安くて、買いたい気持ちに駆られたけど、日本に持ち帰れないことを考えて今回は断念。また来るときは、しっかり準備して買いに来たい。

壁のドラえもん

バラナシの火葬場へ

旅の最後に訪れたのは、バラナシの火葬場。細い道を進むうちに迷子になって、途中で出会った観光客に道を尋ねながら、なんとかたどり着いた。

火葬場

火葬場では、薪を使った伝統的な火葬が行われていて、現地の人の日常の一部として儀式が進んでいた。観光地とは違って、そこには生活の延長としての神聖さがあり、どこか静謐な空気に包まれていた。ただ、観光客を狙って「薪代」としてお金を要求してくる人がいるので、注意が必要だ。こういうトラブルも含めて、インドのリアルな一面を感じられる場所だった。

旅の最後は祭りへ向かう

路地の空気も、火葬場の静けさも、かなり強く残ったまま。このあとは旅の締めとして、ガンジス川沿いの祭りを見に行く。

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

この記録が、次の旅の小さなきっかけになればうれしいです。

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